地方女子プロジェクト 山本さんインタビュー<後編>
地方女子プロジェクト山本さんへのインタビュー<後編>です。
「大人世代全体」および「地方の大人世代」に期待したいことは何なのか、について伺いました。クロスジェネレーションで「新しい大人世代」から「若い世代」へのサポートをしようとするときに、何が必要なのか、リアルに語って頂きました。若い地方女子の活躍の場の広がることが期待されます。それはこれからの地域活性化の原動力になると思われます。
3.大人世代全体に期待すること

3番目になるんですけど、そういう中で大人世代になんか望むことってなんかありますかこういうことやってほしいとか。

そうですね。接していても気持ちとしては本当に若者を応援したいというのは、あると思うんですよ。だけど、本当にじゃあそのチャンスを与えているかって言うと、どうか、ですね。思い切って若い人とか女性にも意思決定の部分を任せてみて欲しいというか。

なるほど。

女性活躍を進め始めた企業さんとかに話を聞くと、そもそも管理職は男だと思っていたとか、そこに気づけば変わるのにみたいなことって結構ありますよね。

普通の企業でいきなりというのはなかなか難しいところもあるんだけれども、旅行とか観光とかっていうのは、敷居が低くて、トライアンドエラーをしやすいっていうか。今回は女性だけで考えたサービスです、みたいなものをプロモーションにしてもいいんじゃないかって気がしますよね。

そうですね。大きくまとめると多分応援してくれる気持ちがあるけれども、その気持ちだけとか、アイディアをちょっともらうだけじゃなくて。もうちょっと裁量が与えられると。
4.とくに地方の大人世代に期待すること

じゃあそれでちょっと「地方の大人世代に期待すること」へいきましょうか、どうぞ。

地方が進みがなぜ遅いのか、男性が中心でやってきて困らなかった、今も困っていないっていうのが一番、なんじゃないかなと思っていて。

とはいえ少子化も人口減少もあるし—。

だからずっとこれでやって行くのかと言ったら絶対ひずみが出る、もう出始めていると思うし、大きく苦しくなることが来ると思うので。大人だけで物事を決めないっていうのも、やっぱり意識してほしい。

大人だけでね。

若い人ってどう思ってんの意見聞かせてよみたいにいきなり言われるのは、私も難しかったりする、100人以上に話は聞いてきているので、こういう意見が多いですっていうのは言えるけれども、私も女性の代表ではないし、若者の代表ではないので。それよりも、わざわざ「若者の意見聞かせてよ」、という前に普段から若い人の感覚がわかるように、コミュニケーションの機会を作るということが大事だと思います。

普段から打ち合わせにも参加していれば、突然聞こうとかとはならないですよね。

そうなんです。それはすごい思いますね。最初の話に戻るかもしないですが、多世代で交流ができる機会がないですよね。日常にね。

いやこれ本当に地方こそね。これは必要だなと私は思うんですよ。

そうですね。こういうやり方で困らなくてずっと来たみたいな大人もいるけど、この前40代50代くらいの方と話していて、やはり氷河期世代(団塊ジュニア)が一番大変みたいな話も出てきて自分たちは思うように就職できなかったけれども、でも今管理職としても今までのやり方じゃダメだって言われて、若い人と一緒にできるように運営していかなきゃダメだって言われて、実は氷河期世代が一番変化をし続けなければいけない状況になっているみたいな。そういう意味で若い世代ももうちょっと親世代が生きてきた社会はどういう雰囲気だったのかとか、意外と知らないと思うんですよね。その大人たちの社会背景に何があったかっていうのを若者も知る必要があるし、そう機会は足りてないなっていう風に思います。

年金の問題もあるので、若い世代からあまりよく思われないこともある団塊世代ですが、実は、リストラ第一世代もやはり団塊なんですよね。最初にリストラにあって、給料が半分になっちゃったみたいなことを最初に経験をした世代だったりするので、必ずしもいい思いをしてたわけでもない。私も世代論の本を共著で書いたんですが、お互いを知ることはすごく大事なことだと思います。ありがとうございました。
*このインタビューは春に行ったものです。はじめて公開します。
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